前歯のすきっ歯と、笑うと歯茎が見えてしまうガミースマイルを改善した症例になります。
治療経緯
前歯のすきっ歯が気と、笑った時に歯茎が見えてしまうガミースマイルを治したいという主訴で来院されました。また、結婚式を一年後に控えているので間に合うようにしてほしいとのことでした。
初診の写真がこちら
前歯の隙間があいてしまっているのが見受けられます。また、笑った時に歯茎が見えてしまっている状態になっており、ガミースマイルという診断になります。今回、前歯のすきっ歯に関しては部分矯正治療とラミネートベニヤを併用し、ガミースマイルに関しては「審美的歯冠長延長術(クラウンレングスニング)」を行うことでそれぞれの問題点を解決していくこととしました。
矯正治療後の写真がこちら
前歯のすきっ歯は改善しましたので、この後は歯茎に埋まってしまっている本来の歯の形を取り戻すために「審美的歯冠長延長術(クラウンレングスニング)」を行なっていきます
「審美的歯冠長延長術(クラウンレングスニング)」後の比較写真がこちら
笑った時の歯茎の見え方が大きく改善しているのがわかります。最後に、もともと矮小歯と呼ばれる状態の2番目の歯をラミネートベニヤ(ほとんど歯を削らないセラミック治療)で修復していきます。
治療完了後の写真がこちら
治療前後の比較がこちら
「すきっ歯」「ガミースマイル」「矮小歯」と多くの症状が重なった状態でしたが、一つ一つ丁寧に治療を行いました。患者様の協力もあり、すべての治療を結婚式に間に合わせることができました。
治療の詳細
患者様の年齢・性別 | 20代・女性 |
主訴 | 前歯のすきっ歯が気と、笑った時に歯茎が見えてしまうガミースマイルを治したい |
治療内容 | マウスピースによる部分矯正治療・歯周形成外科・ラミネートべニア治療 |
治療費用 | 矯正治療35万・歯周形成外科10万・ラミネートベニア24万 |
期間 | 10ヶ月 |
リスク・副作用 | メインテナンスを定期的に行わなければ、矯正の後戻りが生じてしまう可能性、また二次虫歯や歯周病にかかってしまうリスクがあります |
監修者情報
院長 寺井 浩之
- 日本臨床歯周病学会 会員
- NGSC(New Generation Study Club)会員
- OJ (OSSEOINTEGRATION STUDY CLUB OF JAPAN) 会員
- 大森塾 5期
- ICEED 会員
- MAC 副会長
- インビザラインGO(マウスピース矯正)認定ドクター