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歯並びと噛み合わせの不調和をマウスピース矯正にて改善した症例になります。(当院の矯正医が行なった症例となります。
治療経緯
学校検診で歯並びと噛み合わせが不良と指摘され、本人も気にしていたので治療できないかと来院されました。
初診時の写真がこちら
上の前歯が大きくハの字にはえており、隣の歯が隠れてしまっています。また、上下の噛み合わせが深く、下の前歯も見えないくらい深い噛み合わせになっています。上の前歯のハの字は、けんしが生えてくる時の力で自然とスペースが閉じることも多いので経過観察をする場合もありますが、今回は深い噛み合わせの改善も含めて、マウスピース矯正で治療を進めていくことになりました。
治療後の写真がこちら
大きく開いていた前歯のスペースも綺麗に閉じ、犬歯が生えそろうのを待つだけの状態になったところであとは自然に歯が並んでくれると判断し、一年半で矯正治療は終了としました。また、上下の深い噛み合わせも改善しています。
治療前後の比較がこちら
上下前歯のガタつき・ハの字になっている上顎・深い噛み合わせなど多くの問題点がありましたが、綺麗な歯並びになってくれました。あとはこの歯並びで虫歯を作らないように歯磨きや定期検診を継続することで、将来大人になった時に歯医者に何度も通わなくて済むような環境をキープすることが大切になります。
治療の詳細
患者様の年齢・性別 | 10歳・男性 |
主訴 | 検診で歯並びを指摘された。前歯がハの字になっている |
治療内容 | インビザラインファースト |
治療費用 | 44万円(別途調整料・保定代 |
期間 | 17ヶ月(保定期間を除く |
リスク・副作用 | アライナー(マウスピース)の着用時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかることがあり、場合によってはうまく並ばないこともあります。 |
この患者様は顎が小さく、大人の歯がうまく並んでくれない状況でしたが、顎の成長が活発な10歳前後で矯正治療を始めたので比較的短い期間で綺麗に歯並びが整ってくれました。術前後の写真をご覧いただいてもわかるように、歯磨きもしやすく、噛み合わせもしっかりと確立されているため今後お口の中の大きなトラブルが発生するリスクが大幅に軽減されています。また、同じ治療を大人になってから行うと費用も期間も倍以上かかってきてしまいます。少しでも気になる場合は迷わずに受診をお勧めいたします。
監修者情報
院長 寺井浩之
- 日本臨床歯周病学会 会員
- NGSC(New Generation Study Club)会員
- OJ (OSSEOINTEGRATION STUDY CLUB OF JAPAN) 会員
- 大森塾 5期
- ICEED 会員
- MAC 副会長
- インビザラインGO(マウスピース矯正)認定ドクター