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顎が小さく、犬歯(糸切り歯)が唇側にずれて生えてきてしまった歯並びをマウスピースで改善した症例になります。
治療経緯
小学校低学年の時から顎が小さく、もしかしたら綺麗に歯が並ばないかもしれないと指摘されており、犬歯が唇側に生えてきてしまい、ご両親が気になって来院されました。
初診時の写真がこちら
上の前歯4本は綺麗に並んでいますが、よく見ると上下では噛み合っていません。また、3番目の歯の生えるスペースがなく、俗にいう「八重歯」のような形で犬歯が生えてきてしまっています。このままでは犬歯が上下で噛み合わずに将来的に他の歯の負担が大きくなってしまい、歯周病や虫歯の間接的なリスクが大きくなってしまうため、矯正治療を行なっていくこととしました。
治療後の写真がこちら
犬歯が上下でしっかりと噛み合う歯並びになり、また上下の前歯が全てしっかりと噛み込む綺麗な歯のアーチを獲得することができました。これで将来の噛み合わせや虫歯、歯周病のリスクは大幅に軽減されます。
治療前後の比較写真がこちら
治療の詳細
患者様の年齢・性別 | 9歳・女性 |
主訴 | 犬歯が唇側に生えてきた歯並び(八重歯) |
治療内容 | インビザラインファースト |
治療費用 | 44万円(別途調整料・保定代 |
期間 | 17ヶ月(保定期間を除く |
リスク・副作用 | アライナー(マウスピース)の着用時間を守っていただけないと矯正治療に時間がかかることがあり、場合によってはうまく並ばないこともあります。場合によっては成人矯正が必要になることがあります。 |
このお子様は上の前歯4本は綺麗に並んでいるように見えますが、よく見ると上下では噛み合っておらず、「麺が噛みきれない」という悩みもお持ちでした。また、3番目の歯の生えるスペースがなく、俗にいう「八重歯」のような形で犬歯が生えてきてしまっています。このままでは犬歯が上下で噛み合わずに将来的に他の歯の負担が大きくなってしまい、歯周病や虫歯の間接的なリスクが大きくなってしまいますが、矯正治療を行なったことでしっかりと前歯の噛み合わせを獲得することができました。奥歯の歯並びはまだしっかりと完成はされていませんが、将来2期矯正が必要になった場合でもこのご年齢でマウスピース矯正をして前歯の歯並びが改善されていることで矯正治療を比較的シンプルに進めることが可能となります。