歯茎の移植手術とセラミック治療で患者様の審美的な不満を解消した症例になります
治療経緯
前歯の歯茎の黒ずみと、他院で入れた仮歯の形が気になるということで来院されました
初診の写真がこちら
来院された際は右上(画面左上)には仮歯が入っており、また二番目の歯茎が黒く変色してしまっています。変色の原因は検査を進めていくと、歯の根っこが透けて見えてしまっていることが原因だとわかりました。仮歯の色や形に対しては新しく仮歯作り直し、黒ずみに対しては歯茎の移植を行って歯茎の厚みを分厚くすることで改善していくこととしました。
仮歯を置き換えた時の写真がこちら
仮歯を綺麗に置き換えていきました。仮歯の下には汚れも溜まってしまっており、歯茎の炎症が起きてしまっていたので炎症が落ち着くのを待ってから歯茎の移植(結合組織移植術)を行い、ホワイトニング処置も行った後に最終のセラミックを装着していきました。
最終のセラミックを装着した後の写真がこちら
術前・術後の写真がこちら
歯茎の黒ずみも改善し、どこがセラミックかわからないと言っていただけるくらいに自然な治療結果となりました。
治療の詳細
患者様の年齢・性別 | 30代・男性 |
主訴 | 歯茎の変色・歯の形が気になる |
治療内容 | 歯周形成外科・セラミック治療 |
治療費用 | 手術・ホワイトニング含め約35万円 |
期間 | 6ヶ月 |
リスク・副作用 | メインテナンスを定期的に行わなければ、二次虫歯や歯周病にかかってしまうリスクがあります |
担当医からのコメント
この症例は、①神経が死んでしまった歯の変色が透けてしまって歯茎が黒くなってしまっている状態に対して歯茎の移植を行い、薄い歯茎を分厚い歯茎にすることで歯茎の不調和を改善しています。②歯の形の不調和に対しては仮歯何度も調整し、セラミックに置き換えていくことで他の歯と見分けがつかないくらいの状態になりました。歯茎の移植は歯周形成外科とよび、歯茎の増大と再生が可能になります。
監修者情報
院長 寺井 浩之
- 日本臨床歯周病学会 会員
- NGSC(New Generation Study Club)会員
- OJ (OSSEOINTEGRATION STUDY CLUB OF JAPAN) 会員
- 大森塾 5期
- ICEED 会員
- MAC 副会長
- インビザラインGO(マウスピース矯正)認定ドクター