NEWS
左上の奥歯に骨造成を併用してインプラントを埋入した症例になります
治療経緯
他院にて左上の欠損部分にインプラント相談に行ったところ、骨が少なくて難しいと言われたため当院を受診された患者様になります
初診時のレントゲン写真がこちら
上顎の骨が少なく、このままではインプラントを埋入することが難しいです。今回はサイナスリフトという処置を併用して上顎のインプラント埋入スペースを確保して治療を行いました。
また、一番奥歯の歯周病もかなり進行していたため、インプラント治療と同時に歯周組織再生療法を行っています。
治療後のレントゲンがこちら
左上の上顎洞と呼ばれる部分にインプラントを埋入するのに十分な幅が得られているのがわかります。
また、一番奥歯の歯周病も大幅に改善し、左上の奥歯が全て安定した状態になってくれました。
術前・術後の比較写真がこちら
治療の詳細
患者様の年齢・性別 | 50歳女性 |
主訴 | 骨が少ない部分にインプラント治療ができるかどうか見てほしい |
治療内容 | インプラント治療(サイナスリフト 隣在歯の歯周組織再生療法(エムドゲイン |
費用(被せ物を含む | 約70万円 |
期間(インプラントのみの治療 | 12ヶ月 |
リスク・副作用 | 治療後はしっかりとメンテナンスに通っていだかなければ歯周病になるリスクがございます |
担当医からのコメント
この症例は、前から六番目の歯が欠損してからブリッジを装着していたことによって、一番後ろの歯に負担が大きくかかってしまっていました。歯磨きも難しい部位ですので、歯周病も併発してしまっていました。
骨の量も不十分でしたのでサイナスリフトと歯周組織再生療法を併用してインプラント治療を行なっています。
インプラントの目的は「その部分が機能するだけでなく、周りの歯を長持ちさせるということ」ですので、今回のように歯周病治療を併用してインプラント治療を行うことも多いです。
院長の寺井は歯周病治療も得意としておりますので、インプラント治療を行うことで歯周病の歯も保存する選択肢をご提案することが可能です。
監修者情報
院長 寺井 浩之
- 日本臨床歯周病学会 会員
- NGSC(New Generation Study Club)会員
- OJ (OSSEOINTEGRATION STUDY CLUB OF JAPAN) 会員
- 大森塾 5期
- ICEED 会員
- MAC 副会長
- インビザラインGO(マウスピース矯正)認定ドクター