重度の歯周病患者様をインプラント治療と再生療法、矯正治療を併用して行った症例です
治療経緯
右の前歯がグラグラになってしまい、奥歯も噛むと痛いということで来院されました。多くの歯が歯周病に罹患してしまっており、なるべく歯を残したいという患者様の希望とご予算と相談し、インプラント治療、歯周組織再生療法、矯正治療を併用して全体的な治療を行っていくこととしました。
初診時の写真がこちら
右側(向かって左側)の前歯がグラグラになってしまっていたり、歯並びもわるくなってしまっていました。ここから歯周病治療、インプラント治療、部分的な矯正治療を行い、前歯はセラミックのブリッジで治療を終えました。
治療終了時の写真がこちら
治療前後の比較写真がこちら
まずは歯周病治療や歯ブラシの確認などから始まり、部分的な矯正治療を行いながら右上にはインプラント治療を、前歯には歯茎の移植を、そして奥歯には歯周組織再生療法を行いました。その後、前歯にはセラミックのブリッジを装着しております。
治療の詳細
患者様の年齢・性別 | 40代・女性 |
主訴 | 前歯がグラグラする |
治療内容 | 部分矯正・インプラント治療・再生療法・セラミック治療 |
治療費用 | 部分矯正35万・インプラント約100万・再生療法(保険適応)・セラミック治療約35万円 |
期間 | 24ヶ月 |
リスク・副作用 | 定期的なメインテナンスに通っていただけなければ再発する可能性があります。 |
歯周病や虫歯、歯並びの問題など、解決しなければいけないポイントが多数ありましたが、患者様と何度も相談を繰り返し、ご予算や来院の頻度、治療後のお口の中のリスクなどを考慮した上で治療が終了しました。
複雑な歯並びを改善することで、将来どこかの歯にトラブルが生じてしまってもシンプルな治療でリカバリーできるように、未来を見据えた治療を行っております。
監修者情報
院長 寺井浩之
- 日本臨床歯周病学会 会員
- NGSC(New Generation Study Club)会員
- OJ (OSSEOINTEGRATION STUDY CLUB OF JAPAN) 会員
- 大森塾 5期
- ICEED 会員
- MAC 副会長
- インビザラインGO(マウスピース矯正)認定ドクター